環境調和型社会への市民意識は年々高まり、「リサイクル」はほぼ常識化しつつあります。
再生プラスチックのフレークはそのような過程で必然的に生産されているものですが、 これを「再生と調和」の象徴として、親しみの持てる「形」へと顕わすことはできないだろうか・・・? と、KOUSUIは考えました。
左の写真はプラスチックフレークを手作りで成型したラン専用の「透水性植木鉢」です。 余分な水分による根腐れを防ぎ、 根が十分に呼吸できるため、素人には難しいランの栽培を容易にし、ご好評をいただいています。
試作段階ではフレークを固着成型するために、一般的な樹脂の中に練り込む方法を行ったところ、透水性が悪く、透水性を持たそうとすれば使用可能な強度にならない!という困難が生じました。
ここで独自に開発したのが「CB-N」という接着剤(バインダー)です。
これは透水性のための適度な隙間を確保しつつ、粒同士を強固に結合するため、植木鉢にも十分な耐久性を持たせることができました。 さらには、嫌な樹脂臭のもととなるソルベントを含有しないため、完成品のみならず成型作業過程においても、臭いがほとんどありません!
また、プラスチックに限らず砂、ガラスカレットなど、粒状の固体であれば使用することができますので、アイデア次第でさまざまな造形を行うことができます。
※パンフレットでは透水性植木鉢の詳しい作り方情報を公開しています。
ぜひご覧ください!
「人に優しく、ランに優しく、リサイクル=環境にも優しい植木鉢を作ってみませんか!」